【日本株週間展望】もみ合い、首相指名後は政策見極め－米決算も焦点

10月第4週（20－24日）の日本株は高値圏でもみ合う見込み。
高市首相の誕生を見込んだ「高市トレード」はすでに一巡したとの見方が多い。
　日本銀行の幹部発言にも関心が集まる。
　米企業の決算も相次ぐ。
　海外の経済指標では20日に中国が7－9月のCPIやS&Pグローバル総合購買担当者景気指数（PMI）が発表される。
　第3週は日経平均株価が1.1%安と、8週ぶりに下落した。
米国の信用不安に対して今のところ市場の受け止めは冷静で、尾を引くことはなさそう。
セゾン投信の瀬下哲雄マルチマネジャー運用部長　　高市トレードはもう終わったのではないか。
—取材協力AyaWagatsuma。