米中の貿易協議、トランプ・習会談前に前進－グリアUSTR代表

マレーシアで行われている米中貿易協議では、合意案の詳細について最終調整が行われている。
　グリア氏は、「首脳による検討が可能な形のものを提示できるところまで、われわれは達しつつあると説明。」
あらゆるトピックについて話し合った。
グリア氏は、トランプ氏が東南アジア諸国首脳と会談するコンベンションセンターへ向かった。
　トランプ氏は26日にマレーシアに到着した。
トランプ氏が1月に返り咲きを果たして以来初の対面会談となる。
両氏は今年少なくとも3回電話会談を行っており、トランプ氏は関税や輸出規制、農産物購入、フェンタニル密輸、台湾問題、ウクライナでの戦争などの課題解決には直接対話が最善の方法だと繰り返し主張している。
　トランプ氏は、米国がロシア産原油の購入が減少したことについて、習主席と協議する可能性があると述べた。
その前日には、シノペック（中国石油化工）など中国国有企業が、海上で輸送されるロシア産原油の購入を大幅に削減している。
インドは完全に購入を停止している。