ハマック総裁、インフレの方が労働市場より「差し迫った懸念」
記事を要約すると以下のとおり。
米クリーブランド連銀のハマック総裁は、金融政策を通じてインフレに下押し圧力をかけ続けるべきだとの見解を示した。ハマック総裁Source:Bloomberg 同総裁はインフレ率が連邦準備制度理事会(FRB)の目標である2%に達するのは、2026年から1-2年後になるとの見通しを示した。 その上で、「われわれの責務は目標未達であり、その規模と長さ、リスクを比較すると、私にとってはインフレの方がより差し迫った懸念事項だとし、「インフレを適切なタイミングで2%に戻すには、政策金利に関してやや景気抑制的なスタンスを維持することが必要だと主張。」同総裁は、債券市場が示す中立金利の推計は高過ぎると指摘。同総裁は、管轄地域の企業から、コスト上昇に直面しているため近く販売価格に転嫁する必要があるとの声を聞いていると述べた。政府機関閉鎖により公式統計が得られない中、こうした企業の情報を重視しているという。
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