AIブームで米社債需要が過熱、仕組み債に妙味見いだす－オークツリー

クレジット市場で社債需要が急増する中、 オークツリー・キャピタル・マネジメントは、不動産ローン担保証券やローン担保証券（CLO）などの仕組み債に投資妙味を見いだしている。
DaniellePoli,portfoliomanageratOaktree.Source:Bloomberg　　AI関連投資を進めるテクノロジー企業による借り入れの波が、プライベート（私募）およびパブリック（公募）の債券市場を席巻している。
Yourbrowserdoesnotsupporttheaudioelement.オークツリーのダニエル・ポリ氏がポッドキャスト番組「CreditEdge」に出演 　　社債発行は増加しているものの、リファイナンス案件が大きな部分を占める。
　「米国では住宅供給が不足しており、過剰供給もない。」
　オークツリーは政府機関の保証がない住宅ローンを対象としたRMBSに注目している。
CLOの高格付け部分に注目する中で、オークツリーは投機的格付けのBBトランシェを購入している。
　ポリ氏は「たとえBBトランシェであっても、最初の損失を被るのは担保プールのかなりの部分がデフォルトしてからだ。」