日銀が来週会合で利上げの公算大、米新政権の影響限定的なら-関係者
記事を要約すると以下のとおり。
日本銀行は、来週予定されるトランプ米次期大統領の就任時の発言を受けて金融市場などで大きな混乱が起きなければ、23、24日の金融政策決定会合で追加利上げを決める公算が大きい。 20日に就任するトランプ氏の発言では、関税をはじめ経済政策の具体的内容や為替を含む日本への言及が注目される。 植田和男総裁は15日、前日の氷見野良三副総裁に続き、来週の会合で利上げを行うかどうか議論して判断すると明言した。 会合では経済・物価情勢の改善が続けば、それに応じて利上げで金融緩和度合いを調整していく方針を繰り返し表明してきた。日銀は見通しに沿って経済・物価が推移しており、2%の物価安定目標が持続的・安定的に実現する確度が高まっているとみていると関係者-一時155円21銭と昨年12月19日以来の高値を更新した。氷見野副総裁は米新政権の政策について、「来週の就任演説で政策の大きな方向は示されるのではないかとの見解を示している。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日銀が来週会合で利上げの公算大、米新政権の影響限定的なら-関係者