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【コラム】高市氏、大胆で現実的なヘビメタ政治目指す-リーディー

記事を要約すると以下のとおり。

日本初の女性首相となった高市早苗氏だが、注目すべきは性別よりも、ヘビーメタルのビートに合わせ激しく頭を振る「ヘッドバンギング」を政治の世界に持ち込んだことかもしれない。
しかし21日、与党再編の激動を経て、ついに歴史を塗り替えた。
 この10日間ほど、公明党を上回る議席を持ち、自民党は少数与党の時代を終える可能性が高まった。
 法案可決のために必要な賛成票も、わずか数人分にまで縮まる見通しだ。
 リバプールFCの監督だったユルゲン・クロップ氏が、自らの激しいサッカースタイルを「ヘビーメタルフットボール」と呼んだように、今の日本では「ヘビーメタル政治」が展開されているのかもしれない。
ただし、これが続くかどうかは未知数だ。
 少なくとも市場は盛り上がっている。
 前任の石破茂氏は首相就任そのものが、最終目的だった印象が強かったが、高市氏は政治的な柔軟性に欠けるのではと危惧していたが、同氏は最近、そうした懸念を和らげる動きも見せている。
 首相として初の記者会見は上々の滑り出しとなった。
しかし、2022年の安倍氏殺害や派閥解体などの出来事に続く公明党は選挙で集票力を発揮したが、維新にはそうした全国的な動員力はない。
これは実質的に、東京への税収集中を是正する狙いがある。
 そうした事態を回避するためには、高市氏が自民党を再び有権者に受け入れられる存在に立て直す必要がある。
 アイアン・メイデンの曲に例えれば、高市氏の手札は今、エースパイロットのように闘えと鼓舞する「AcesHigh」だ。
以前は北アジアのブレーキングニュースチームを率い、東京支局の副支局長でした。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【コラム】高市氏、大胆で現実的なヘビメタ政治目指す-リーディー

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