【米国市況】S&P500反発、パウエル議長の発言好感-円は1%下落
記事を要約すると以下のとおり。
7日の米株式相場は反発。関連記事:トランプ米大統領、バイデン政権時代のAI半導体輸出規制を撤廃へ パウエル議長の会見に先立って発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、「景気見通しに関する不確実性は一段と増していると指摘。」失業率はなお低く需要も安定する中、FRBが利下げを再開するには雇用市場に顕著な悪化の兆候が見られることが条件になると語った。 SWBCのクリス・ブリガティ最高投資責任者(CIO)は「関税を巡る状況は極めて流動的で予測不能なため、状況が急変する可能性がある中で米金融当局が関税への対応を試みることは責任ある行動とは言えない」と指摘。アップルが自社のウェブブラウザー「サファリ」でAIを活用した検索エンジンの活用を検討しているとの報道が売り材料視された。テーマパーク事業とストリーミング事業の好調を理由に通期の業績見通しも引き上げた。米東部時間16時47分 金利スワップ市場ではドルが上昇。パウエルFRB議長が会見で金利調整を急ぐ必要があるとは考えないと述べると、ドル買いの勢いが強まった。 円は下げを縮小して142円90銭台を付ける場面もあった。 原油 ニューヨーク原油先物相場は反落。中国は世界最大の原油輸入国。早期の利下げは期待できないとの市場心理も原油価格への重しとなっていると述べた。ロンドンICEの北海ブレント7月限は1.7%)下落し、61.12ドル。パウエル議長は会見で利下げに慎重な姿勢を示し、低金利環境がプラスに働くことが多い金相場には弱材料となった。 スポット価格はニューヨーク時間午後4時2分現在、1.7%安の3391.90ドル(0.9%)安の1オンス=3372.62ドル。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】S&P500反発、パウエル議長の発言好感-円は1%下落