【米国市況】S&P500種は小反落、FOMC控え小休止-国債利回り上昇
記事を要約すると以下のとおり。
12日の米株式市場では、S&P500種株価指数が小反落。一方、ワクチンメーカーの株価は下げた。一方で、5月以来の低水準-労働市場減速を示す最近の指標に続く同指標を受け、市場参加者の間では年内3回の利下げを織り込む動きが強まっている。「向こう数カ月でFRBは追加利下げをするとみられており、問題は実施するか否かでなく、どの程度の規模で行うかだ」と述べた。回答の中央値は、FRBが来年1月まで4会合連続で利下げを行うと予想。関連記事:FRBは利下げ加速へ、来年1月まで4会合連続実施とモルガンSが予測修正 来週の連邦公開市場委員会(FOMC)について、TDセキュリティーズのストラテジストは、労働市場の状態を踏まえてガイダンスが「ハト派寄り」になる可能性が高いと指摘。 その場合、金利とイールドカーブは最近の勢いを一定程度打ち消されると予想した。外為 外国為替市場ではドル指数が小幅高。一時0.31%ユーロ/ドル$1.1731-$0.03% 米東部時間16時53分 ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.460.1%未満の上げ。 米国が主要7カ国(G7で提案へ-戦争終結へ圧力(2) ドル指数は週間ベースでは0.32%の下落と、8月上旬以来の大幅な下げとなった。週間ベースでは4週連続での相場上昇となった。 アムンディのビンセント・モルティエ最高投資責任者(CIO)は「雇用市場の弱さを踏まえれば、政治的圧力の有無にかかわらず、FRBは行動を余儀なくされるだろう」とブルームバーグテレビジョンで指摘。一方、アリアンツやピムコは、最近の上昇局面を利用してカーブリスクを一部縮小したと明らかにしており、より慎重な姿勢を示している。 ウクライナ当局は、ロシア西部の石油関連施設をドローンで攻撃したと発表。もう一つの重要な石油輸出拠点であるウスチルガに送油するポンプ場も攻撃対象になったという。両氏は2025年終盤におけるウェストテキサス・インターミディエート(WTI)先物の予想を1バレル=63ドルとしている。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は32セント(0.5%)高の1バレル=62.69ドルで終了。週間では4週続伸となった。ブルームバーグがまとめたデータによれば、金連動型ETFの購入拡大、金利低下、ドル安が理由。26年半ばまでには3900ドルに達すると予想している。 金スポット価格はニューヨーク時間午後2時59分現在、14.71ドル(0.35%)上昇の3686.40ドルで引けた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】S&P500種は小反落、FOMC控え小休止-国債利回り上昇