ウォール街、26年も新興国市場に強気見通し-ドル安とAI投資がけん引
記事を要約すると以下のとおり。
ウォール街の主要銀行各社は、2026年の新興国市場が引き続き上げ相場になると見込む。モルガン・スタンレーのストラテジストは、現地通貨建て新興国債券のロング(買い持ち)ポジション維持を勧めており、来年半ばまでにおよそ8%のリターンを予想する。 新興国為替戦略責任者のジェームズ・ロード氏は、「連邦準備制度の利下げはドルに下押し圧力をかける。」新興国8市場におけるキャリートレードのリターンを追跡するブルームバーグの指数は、年初来12%超上昇しており、世界金融危機以降で最も力強いパフォーマンスとなっている。BofAの基本シナリオだとしてデビッド・ハウナー氏らは、「ドル安、金利低下、原油価格の低位安定、株価の緩やかな上昇を見込むとリポートに記した。」 また、AI関連の設備投資計画がさらなる支援材料になるとJPモルガン・チェースは指摘し、28年には米国で6280億ドルになると予測する。「投資家心理の改善と、新興国資産に対する組み入れ不足の組み合わせが、資金流入の原動力になる」と記した。
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