ドル安でアジア通貨急伸、中銀が相次ぎ介入-米国売りの余波広がる
記事を要約すると以下のとおり。
アジア通貨はドル安を背景にかつてない高値に達しており、域内の中央銀行は行き過ぎた通貨高を抑制するため介入を余儀なくされている。 こうしたボラティリティーは、トランプ米大統領による関税政策の変動で米国資産の保有に消極的な姿勢が広がっていることがうかがえる。 「米国売りの流れの中で、円や人民元を含むアジア通貨は、レパトリエーション(自国への資金回帰)に伴う買いと代替投資需要の恩恵を受けている。」 ジェフリーズの外国為替グローバル責任者、ブラッド・ベクテル氏は「ドルの価値が下がれば、今回の貿易摩擦の多くは自然と和らぐだろう。」MSCI新興国の通貨が上昇すれば、外国資本の流入を促し輸入コストを押し下げる一方で、輸出企業にとっては自社製品の世界的な競争力が低下するリスクがある。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ドル安でアジア通貨急伸、中銀が相次ぎ介入-米国売りの余波広がる