米
ハネウェル・インターナショナルはアクティビスト(物言う投資家)からの圧力を受け、会社を分割しそれぞれ別の株式上場企業とする。工業コングロマリット(複合企業)で事業の合理化を目指す最新例となった。
ノースカロライナ州シャーロットに本社を置くハネウェルは、航空宇宙部門をオートメーション事業から分離する計画であり、以前から計画されていた先進材料部門のスピンオフ(分離・独立)も進めている。6日発表の声明によれば、分割のプロセスは2026年下期に完了を見込む。
ブルームバーグ・ニュースは
先月、ハネウェルが会社分割を進める構えだと報じていた。エリオット・インベストメント・マネジメントは昨年11月、単一銘柄の保有規模としては同社最大となる50億ドル(約7600億円)余りのハネウェル株取得を明らかにした。エリオットはコングロマリットの構造が株価低迷と一貫しない財務実績の原因だと指摘し、会社分割を求めた。
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ハネウェルは12月、航空宇宙事業の分割を検討していると明らかにした。ビマル・カプール最高経営責任者(CEO)の下、同社はすでに先進材料部門のスピンオフを含む事業ポートフォリオの再編に着手していた。昨年にはキャリア・グローバルのセキュリティー部門を50億ドルで買収した。
ハネウェルがこの日発表した業績見通しでは、今年の調整後1株当たり利益が10.10ドルから10.50ドル。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の10.94ドルを下回った。自社経営資源をベースとする増収とフリーキャッシュフロー(純現金収支)の見通しも、予想に届かなかった。2024年10-12月(第4四半期)の調整後1株利益は2.47ドルと、アナリスト予想を上回った。
RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、ディーン・ドレイ氏は「控えめなガイダンスは、今年の事業が若干弱めのモードで始まったことを示唆する」と指摘。「会社分割の発表は大いに歓迎するが、今年のガイダンスがやや控えめだったことは短期的に投資家のセンチメントを暗くするだろう。実際のスピンオフが近づくにつれ『ディールの苦しみ』が上値を押さえる可能性もある」と述べた。
ニューヨーク時間午前10時44分現在、ハネウェル株は5.2%安の210.73ドル。昨年全体では7.7%上昇したが、S&P500種株価指数の上昇率には及ばなかった。
原題:
Honeywell to Break Up After Pressure From Activist Elliott (3)(抜粋)







