プーチン氏、停戦要求無視か－欧州諸国は追加制裁に向け米国とも調整

ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアのプーチン大統領に週内の直接交渉を呼びかけた。
　だが、不信や未解決の問題が渦巻き、和平に向けて前進するかはなお不透明だ。
　ゼレンスキー氏に停戦に応じるよう呼びかけ、外交的解決への気運を盛り上げた。
ロシア軍が停戦に違反すれば新たな制裁案に上院で幅広い支持を確保したと主張。
ロシア産の石油や石油製品、天然ガス、ウランを購入する国に対して500％の関税を課す措置などが盛り込まれていると説明した。
　戦争終結に向けプーチン氏に対する圧力強化を図るトランプ氏の公の発言は欧州諸国ほど強いものではなく、同氏に大規模な追加制裁を実行する用意があるのか疑念を呼んでいる。
　ウクライナと欧州諸国が停戦開始期限とした12日午前0時が過ぎた時点で、ロシアがウクライナ全土に対し無人機（ドローン）を108機発射し、このうち55機を撃墜したとソーシャルメディアのテレグラムで明らかにした。
続いてゼレンスキー氏、トランプ氏朝会話したという。