ルノー激震、CEO退任でリーダー不在に-再建巡り不透明感
記事を要約すると以下のとおり。
フランスの自動車メーカー、
ルノーのルカ・デメオ最高経営責任者(CEO)の退任が決まり、同社の再建路線に不透明感が広がっている。 デメオ氏(58)を次期CEOに指名したと発表した。 ラフィナンシエール・ドレシキエのファンドマネージャー、アングラン・アルタズ氏は顧客向けリポートで、ルノーのラインアップはデメオ氏の下で「完全に刷新された」と指摘し、今回の退任はショックで「ルノーにとって明白な痛手だ」とコメントした。 デメオ氏の退任は損失と分析。 デメオ氏がCEOに就任した2020年半ば、ルノーは1-6月(上期)としては過去最大の赤字を計上し、約1万5000人の人員削減を発表するなど危機的状況にあった。ブルームバーグは5月、日産が1兆円規模の資金調達の一環として、保有するルノー株の一部売却を検討していると報じた。仏財務省の当局者は、政府も次期CEO選出に関与するとしている。
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