優先株でビットコイン購入継続、ストラテジーのセイラー氏－批判の中

マイケル・セイラー氏が率いる ストラテジー（旧マイクロストラテジー）は、過去7日間で10億5000万ドル（約1500億円）相当のビットコインを購入した。
　優先株を活用したストラテジーの暗号資産（仮想通貨）購入戦略に対して大きなプレミアムで取引されている点に懸念を示しており、著名空売り投資家ジム・チャノス氏は、セイラー氏を「セールスマン」と呼び、ストラテジー株を空売りしてビットコインを買うよう勧めている。
2020年に始まったビットコイン投資は、当初は手元資金を使っていたが、やがて株式による調達に移行した。
普通株に転換可能な優先株の新規発行によって賄われた。
　セイラー氏は、チャノス氏らの批判に対し「優先株をプレミアム付きで発行できるため、実質的にリスクなく資金を調達できる」と反論している。