日米関税合意で世界の市場に楽観ムード、トランプ氏が「譲歩」の見方
記事を要約すると以下のとおり。
世界の投資家は過去数カ月にわたって不確実性に見舞われてきた後、ようやく自信を取り戻しつつある。全体として、長引く交渉に終わりが見え始めたことで、貿易に関する最悪の懸念は過ぎ去ったとの楽観がさらに強まるとみられている。リスクテーク意欲を支えるはずだと指摘。これには対日貿易赤字の最大要因である自動車も含まれる。東南アジア諸国の多くが同様の関税水準となる可能性がうかがえる。ストックス欧州600指数は一時1.2%高と、1カ月ぶりの大幅な上げ。米10年国債利回りは6営業日ぶりに上昇した。 「トランプ氏は「こうしたより前向きな関税のニュースが全体として、8月1日の関税大幅引き上げに対する投資家懸念の緩和に大きく寄与した」と顧客向けリポートで指摘。「しかしもちろん、欧州連合(EU)に対する30%、カナダへの35%、ブラジルの50%など複数の国・地域に対する高関税の脅威はまだ残っている」と警鐘も鳴らした。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日米関税合意で世界の市場に楽観ムード、トランプ氏が「譲歩」の見方