欧州系銀行のトレーダーも、米銀勢と同じく過去数年で最高の収入を稼ぎ出した。
フランスのソシエテ・ジェネラルも株式トレーディング収入が大きく伸び、ドイツ銀行は29日の決算発表で、トレーディング部門の業績が1-3月として過去最高だったと説明した。
欧州銀はトレーディング事業で米大手銀に対する苦戦が長年続いていた。
関連記事:欧州自動車大手、業績見通し撤回相次ぐ-米関税の方向性定まらず(1) 欧州の銀行全体で、株式トレーディングの好調が目立つ。
バークレイズは債券・為替(FICC)トレーディング収入が17%拡大したドイツ銀は、金利と証券化商品の収入増加が寄与したと説明した。
「地政学的な状況は急激な変化を続けている。」
トッド・タックナー最高財務責任者(CFO)が30日のアナリスト向け説明会で語ったところによれば、同社の為替取引に対する注力が実を結んだ可能性がある。
欧州銀、トレーディング好業績相次ぐ-トランプ関税巡る混乱が追い風
記事を要約すると以下のとおり。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 欧州銀、トレーディング好業績相次ぐ-トランプ関税巡る混乱が追い風