米国の同盟国、G7内での対立回避に腐心-カナダで財務相会議
記事を要約すると以下のとおり。
2018年の主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、腕組みをしたトランプ米大統領に向かいドイツのメルケル首相(当時)が身を乗り出している写真が撮影された。関連記事:IMF、今年と来年の世界経済成長率予測を大幅に引き下げ 関係者によると、今週アルバータ州で開催されるG7財務相・中央銀行総裁会議で、参加国はベッセント米財務長官に対しトランプ氏の貿易政策に反対していると伝えるとともに、緊張緩和と共通の立場を探り、特に中国に関して協調を図ると見込まれている。 トランプ政権の貿易交渉担当者の一人であるベッセント氏は、各国の財務相と個別に会談する予定。 ベッセント氏は、中国の過剰生産能力が他国の製造業と生産に大きな損害を与えているという米国の主張を展開する見通し。これは、米国が「デミニミス(非課税基準額)」を撤廃した措置に似ている。 準備作業に関与している関係者は今週のG7会議について、外部との対決に臨む前に家族内の問題を整理する必要がある集まりだと表現した。貿易推進の先頭に立つ姿勢を示すつもりだが、ベッセント氏との会談では英米合意に残された未解決の問題にも対処する必要があるかもしれない。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米国の同盟国、G7内での対立回避に腐心-カナダで財務相会議