米国債カーブ、FRB理事にミラン氏でスティープ化も-JPモルガン
記事を要約すると以下のとおり。
米連邦準備制度理事会(FRB)にトランプ米大統領が指名したミラン大統領経済諮問委員会(CEA)委員長が理事として加われば、米国債イールドカーブはさらにスティープ化する公算が大きい。 これに先立ち、パウエルFRB議長の後任として、ウォラー理事が有力視されているとの報道も出ていた。 米30年債の利回り差は100ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)強と4年ぶりの大きさで推移しており、トランプ氏の大統領就任時と比べて2倍以上になっている。 ミラン氏指名について「不確実性を多少高める要因にはなる」が、イールドカーブ全体に大きな影響を与える決定打とはならないとの見方を示した。 先週発表された弱い雇用統計を受けて次回の0.25ポイント利下げの確率が現在95%に達しており、年内にもう1回の追加利下げが織り込まれている。その後3回の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で連続して利下げが実施されるとの見通しも維持している。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米国債カーブ、FRB理事にミラン氏でスティープ化も-JPモルガン