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金融危機を経験した元米財務長官2人、米国債市場に潜むリスクを警告

記事を要約すると以下のとおり。

世界金融危機当時の米財務長官2人が、29兆ドル(約4276兆円)規模の米国債市場に潜む脅威について警鐘を鳴らした。
 2009年初頭にポールソン氏の後任となったティモシー・ガイトナー氏は、同じCNBCとのインタビューで、10年債利回りが「現在、比較的低い水準で取引されているのは、米国が合理的に運営されていくという根本的な信頼の表れだ」と述べた。
 両氏はアスペン経済戦略グループの共同議長を務めており、コロラド州アスペンから発言した。
 民主党のオバマ大統領の下で財務長官を務めたガイトナー氏は、生産性の向上が財政面での救いとなり、米国は「幸運」に恵まれる可能性があると発言した。
その歳入が非常に魅力的であることに気付くためだと続けた。
輸入関税は経済の一部に打撃を与える一方で他の部分を優遇し、「悪影響を及ぼすゆがみを生み出すと主張した。」
 利下げを手控えているとしてパウエル議長率いるFRBをトランプ大統領が頻繁に批判する中、2人の元財務長官はFRBの独立性がドルと「米経済に対する信頼にとって非常に重要だ」と指摘した。
FRBの独立性と財産権の保護、法の支配、そして米国に対する「外国投資の価値維持」を目的とした賢明な措置を講じる意思を挙げ、この4点への信頼を反映していると述べた。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 金融危機を経験した元米財務長官2人、米国債市場に潜むリスクを警告

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