鉄鉱石先物はこの10営業日で約10%上昇し、1トン=100ドルを上回る水準となっている。これを受け、中国の業界紙は上昇が行き過ぎである理由について長文の論説記事を掲載した。
中国冶金報は28日のコラムで、「現在の鉄鉱石価格の上昇はファンダメンタルズ面の裏付けを欠いている」として、そうした動きは「不合理」だと指摘。年内は潤沢な供給と弱い需要、高水準の在庫、低い採掘コストに引き続き圧迫されるはずだとの見方を示した。
鉄鉱石生産で最大手の
BHPグループなどによる中国需要見通しに関する一連のネガティブなコメントにもかかわらず、鉄鉱石価格は今月付けた
2年ぶり安値から急回復。苦境にある中国の鉄鋼メーカーをさらに圧迫していると、同紙は伝えた。
29日のシンガポール市場で鉄鉱石先物は0.9%高の101.80ドル。このままいけば8月6日以来の高値で引ける。上海市場の鉄筋・熱延コイル先物も値上がり。
原題:
Iron Ore’s ‘Irrational’ Rally Past $100 Triggers Warning (1)、
Iron Ore’s ‘Irrational’ Rally Past $100 Triggers Early Warning(抜粋)






