欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのパネッタ・イタリア中銀総裁は18日、ミラノで講演し、ユーロ圏の経済見通しには「重大な」リスクが存在し、当局者はその評価に苦慮していると語った。
ECBはインフレ率を目標とする2%前後に近づけるために、過去1年間で8回利下げしており、政策担当者らは、経済環境の急変にも対応できる態勢が整っていると示唆している。
同氏は17日、地政学的緊張の高まりを受けて、ユーロの為替レートや原油価格に注視する必要があると強調した。
ECB、トランプ関税や中東情勢のリスク評価苦慮-イタリア中銀総裁
記事を要約すると以下のとおり。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ECB、トランプ関税や中東情勢のリスク評価苦慮-イタリア中銀総裁