ムーディーズ・レーティングスは1日、ブラジルの長期発行体格付けを「Ba1」と、投機的水準として最上位に引き上げた。力強い経済成長や改革の実績を理由に挙げた。
従来の格付けは「Ba2」だった。格付け見通しは「ポジティブ」とした。
ムーディーズのアナリストは発表文で「格上げは、今後も継続が見込まれる実質的な信用改善を反映したものだ」と表明した。
また、ブラジルの財政枠組みに対する信頼性は「なお高くはない」が、成長と財政政策の着実な実行によって、「債務負担は比較的高い水準ではあるが中期的に安定する」見通しだとした。
このニュースを受けて、ブラジル・レアルは上昇に転じ、対ドルで0.2%高となった。ブラジル株に連動する最大の上場投資信託(ETF)はニューヨーク市場の時間外取引で上昇した。
ムーディーズは2016年にブラジルを投機的水準に格下げして以降、格付け見通しを二転三転させてきたが、今年5月に引き上げていた。フィッチ・レーティングスとS&Pグローバル・レーティングは昨年、ブラジルの格付けを投資適格級まであと2段階の「BB」に引き上げている。
ブラジル格付け見通し、「ポジティブ」に引き上げ-ムーディーズ
原題:
Brazil on Cusp of Investment Grade After Moody’s Upgrade (1)(抜粋)
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