欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのナーゲル・ドイツ連邦銀行総裁は、世界経済のさらなる分断化の脅威を指摘し、それがインフレ率の上昇や物価の不安定化という新たな課題をもたらす可能性があると述べた。
「物価安定を維持するために必要なことは何でも行えるし、行うつもりだ」と語った。
Euro-Area'sFirstTermSource:Eurostat デギンドスECB副総裁、高債務によるリスク警告-長期的な課題克服の妨げに ナーゲル氏は18日にもその見解を繰り返し、フランクフルトでの会議で「貿易摩擦はさらに激化し、テールイベントのリスクが高まる可能性がある」と語った。
また、ECBは「世界的な統合が著しく弱まれば、インフレを抑えるために金利をより高く設定しなければならなくなる」と警告した。