アルミで大規模ポジションのマーキュリア、LMEが介入措置-関係者
記事を要約すると以下のとおり。
ロンドン金属取引所(LME)はエネルギー取引会社
マーキュリア・エナジー・グループに対し、同社が抱えるアルミニウムの大規模なポジションを他のトレーダーに貸し出すよう促した。 この動きは金属市場に進出し大胆な手法を繰り返すエネルギー取引大手に対して、市場を監視するLMEがより強硬なアプローチを取り、LMEの市場での行動は、介入しても、しなくても議論を呼ぶことが多い。2022年にはニッケル相場への対応が遅れて極端なショートスクイーズ(踏み上げ)発生を許し、数十億ドル規模の取引を取り消すという前代未聞の事態も発生した。 LMEはマーキュリアにポジションの貸し出しを求める上で、市場の独占や望ましくない状況、望ましくないか不適切な取引慣行が生じる恐れがある場合、必要と見なされるあらゆる措置をとる権限を活用したと、関係者は説明。LMEが月次先物のポジションの貸し出しをトレーダーに求めたのは初めてではないと、関係者は述べた。3日までにこのポジションは30-39%、アルミ60万-80万トンに低下した。 マーキュリアの広報担当者はコメントを控えた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース アルミで大規模ポジションのマーキュリア、LMEが介入措置-関係者