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ブラックロックのグローバル債券担当最高投資責任者(CIO)、リック・リーダー氏は、現在の市場環境では米長期債よりも米国株の方が有望な投資先だとの見方を示した。
リーダー氏は、米短期債については利回りの面で魅力があるとしつつも、長期債はこのところ株式相場との相関性が高まっており、もはやポートフォリオのヘッジ手段として機能しなくなっていると指摘。
こうした環境下では株式の期待リターンの方がポートフォリオに組み入れる資産として魅力的であり、「今ならむしろ株式を買いたい」と6月30日のブルームバーグテレビジョンの番組で語った。
その上でリーダー氏は「株式の自己資本利益率(ROE)は19%だ。つまり、株式の純資産価値は年率19%で増えていく」と述べた上で、複利で資産が増える株式を買うか、それとも年間インフレ率が2.4%前後の中で利回りが5%に満たない長期債を買うかという選択では「私は株式、特にグロース株を選ぶ」と説明した。
今年に入ってトランプ大統領の通商政策や将来の財政支出を巡る不透明感が株式と債券のボラティリティーを高めている。
リーダー氏は、いずれインフレ率と金利が低下すれば長期債にも投資妙味が出てくるとしつつも、現時点では利回り曲線のスティープ化を見込んだポジションを取っていると述べた。これは、米財政赤字拡大が国債増発につながるとの懸念を背景に今年特に人気を集めている投資戦略だ。
同氏は、いつかは「長期債も持ちたくなる」時が来るだろうとしながらも、「今はその時ではない」と語った。
米長期債よりも米国株の方が有望な投資先だと語るブラックロックのグローバル債券担当CIO、リック・リーダー氏
Source: Bloomberg原題:
BlackRock’s Rieder Would Rather Buy Stocks Than Long-Dated Debt(抜粋)





