トランプ氏、対インド関税「大幅」引き上げへ-ロシア産原油購入で
記事を要約すると以下のとおり。
トランプ米大統領はインドがロシア産原油を購入していると指摘し、インドに対する関税を「大幅に引き上げる」と述べた。これを理由に、私はインドが米国に支払う関税を課す方針を発表し、インド政府に衝撃を与えていた。両国は数カ月にわたる交渉後も打開策を見いだせなかった。こうしたエネルギーの購入がロシアの戦時経済を助け、戦争を終わらせるためロシアにかけている圧力を弱めていると、米国などのウクライナ支援国はみている。関連記事:インド首相、国民に国産品の購入呼びかけ-米国の25%関税表明後 取り扱いに注意を要する問題だとして匿名を要請した関係者がブルームバーグに語ったところによると、インドの石油輸入は国内の消費者に安価なエネルギーを確保する目的で、「世界市場の情勢によってやむなく必要となっていると説明した。」 さらに、米国と欧州連合(EU)はウクライナでの戦争が始まって以来、ロシアから石油を買っているとしてインドを責め立てているが、両地域ともロシアからの製品輸入を続けていると主張した。 また、市場情報を手がけるケプラーのデータをブルームバーグがまとめたところによれば、インドは今年1-6月(上期)に日量およそ140万バレルの精製燃料を輸出していた。一般的に製油業者は大量の原油を消費し、いっそう多岐にわたる燃料を輸出する。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース トランプ氏、対インド関税「大幅」引き上げへ-ロシア産原油購入で