養命酒が非公開化検討、1次入札に複数ファンドから提案-関係者
記事を要約すると以下のとおり。
薬用酒メーカーの
養命酒製造が非公開化を検討していることが6日、分かった。同証は事業会社やファンドに声をかけ、このほど1次入札を実施した。三菱モルガンの広報担当者はコメントを控えた。 日本では企業の資本効率の改善やガバナンス(統治)改革を促す形で、投資ファンドが関わる非公開化が相次いでいる。 養命酒の足元の業績はさえない。株価純資産倍率(PBR)は1.46%で同業の平均(6.74%)を下回る。5日の終値は3275円で3月、保有する全株式(議決権ベースで約24%)を投資業などを営む湯沢(東京都渋谷区)に売却した。新たに筆頭株主となった湯沢は、旧村上ファンド系関係者の1人によると、経営の実力と株価の動向が乖離しており買収側が最終的にどれだけの金額を出せるかは不透明だという。 養命酒は1923年、長野県で創業した。 現金や不動産などの資産は豊富だ。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 養命酒が非公開化検討、1次入札に複数ファンドから提案-関係者