米ロ首脳が15日にアラスカで会談-トランプ氏、停戦合意の仲介目指す
記事を要約すると以下のとおり。
トランプ米大統領は8日、ロシアのプーチン大統領と15日にアラスカで会談すると発表した。 プーチン氏との直接会談は、和平合意に至れば「一部領土の交換」が行われる可能性があると述べている。 一方で、ウクライナのゼレンスキー大統領が協議から排除されているように見えることは、ホワイトハウスとロシア大統領府(クレムリン)がウクライナ側の望まない譲歩を前提に合意を進めるのではないかとの懸念を呼んでいる。トランプ米大統領、ロシアのプーチン大統領と15日にアラスカで会談すると発表Source:Bloomberg 今回の首脳会談は、米国と欧州の同盟国、そしてロシアとの間で1週間にわたり展開された慌ただしい外交の末に発表された。 これが実現するには、ゼレンスキー氏がルハンスク州とドネツク州の一部、すなわちウクライナが現在も掌握している地域から部隊を撤退させる必要があり、このことはロシア軍が22年2月の全面侵攻開始以来、軍事的に達成できなかった戦果を手にすることを意味する。双方にとって良い形で領土の一部が入れ替わるだろうが、それについては後で、あるいは明日にでも話し合うことになると語った。 ゼレンスキー氏は、ウクライナの領土喪失を受け入れるか否かという「最後通告」のような合意案を突き付けられるリスクを抱えている。 トランプ米大統領Photographer:NathanHoward/Bloomberg ゼレンスキー氏が合意締結に向けた努力をしていると説明。何かに署名する準備をしなければならないからだ。これらの初期提案では、ロシア大統領府はトランプ氏にロシアを訪れるよう求めた。通信アプリのテレグラムに掲載した声明で、ウシャコフ大統領補佐官(外交政策担当)は「次の首脳会談をロシア領内で開催することを目指すのは自然だ」とコメントし、トランプ氏に「すでに招待状が送られている」と明らかにした。
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