米最大の半導体製造装置メーカー、
アプライド・マテリアルズの株価が14日の時間外取引で急落した。同社が示した8-10月(第4四半期)の売上高と利益の見通しは、市場予想を下回った。米中貿易摩擦が需要に重しとなるとの懸念が再燃した。
発表資料によれば、8-10月の売上高は67億ドル(約9900億円)前後になる見通し。市場予想は73億2000万ドルだった。一部項目を除いた1株利益は約2.11ドルと見込んでおり、市場予想の2.38ドルに届かなかった。
アプライド・マテリアルズのゲイリー・ディッカーソン最高経営責任者
Photographer:I-Hwa Cheng/Bloomberg ゲイリー・ディッカーソン最高経営責任者(CEO)はインタビューで、中国で顧客からの需要が減少していると述べた。また、同国への技術輸出の承認が遅れていると明かし、関税やその他の経済問題に関する交渉が長引く中で主要顧客が購入を一部延期していると指摘。「一定の不確実性が生じている」と述べた。
業績見通しを受け、同社株は時間外取引で一時12%下落した。
5-7月(第3四半期)決算は、売上高が前年同期比7.7%増の73億ドルとなり、ブルームバーグが集計したアナリスト予想(72億1000万ドル)を上回った。1株利益は2.48ドルで、市場予想は2.36ドルだった。
同社の顧客には、台湾積体電路製造(TSMC)、サムスン電子、インテルなど、半導体業界の大手企業が名を連ねる。これらのメーカーは生産開始前に装置を発注するため、アプライドの業績見通しは将来の需要動向を占うバロメーターとされる。
原題:
Applied Materials Tumbles After China Woes Weigh on Forecast (1) (抜粋)
(CEOのインタビューや株価の動きなどを追加して更新します)





