RBCブルーベイ、円買いに動く-日銀利上げ観測と自民総裁選に注目
記事を要約すると以下のとおり。
RBCブルーベイ・アセット・マネジメントは円のロングポジションを取っている。そのため、自民党総裁選への立候補を正式に表明した小泉進次郎農相について、金融引き締めに前向きな姿勢を持つと見なしている。自民党は7月の選挙で大敗し、石破茂首相の退陣表明を受けて10月4日に総裁選が実施されることになっている。過去3カ月間で円はG10通貨の中で対ドルで最も弱く、0.8%下落した。バンク・オブ・アメリカ(BofA)やHSBCホールディングスのストラテジストも円の対ドル下落が続くと予想している。 政治的混乱にかかわらず日銀が年内に追加利上げする可能性があるとブルームバーグ・ニュースが報じた後、トレーダーは追加引き締めへの期待を強めた。関連記事:日銀は政治混迷でも年内利上げ排除せず、今月は政策維持へ-関係者 日本の政治的不透明感や財政リスクを背景に超長期国債の利回りは9月初めに過去最高の3.285%に達した。長く維持していたショートポジションは今年これまでに手じまった。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース RBCブルーベイ、円買いに動く-日銀利上げ観測と自民総裁選に注目