米資産運用大手
ブラックロックは、新たな投資戦略と人工知能(AI)を軸にした債券部門の再編に着手している。同部門のレバレッジドファイナンス事業は、ブラックロックが新たに買収したプライベートクレジット会社HPSインベストメント・パートナーズの幹部チームの下に移管される。
ブラックロックのグローバル債券担当最高投資責任者(CIO)、リック・リーダー氏は社内文書で、今回の変更は部門の新たなビジョンを示すものであり、信用市場の「劇的かつ変革的」な進化を反映していると説明した。文書の内容をブルームバーグが確認した。
この動きはまた、HPSの幹部が率いるプライベート・ファイナンシング・ソリューション(PFS)部門の影響力拡大を浮き彫りにしている。これは、ブラックロックがプライベートおよびオルタナティブクレジット市場で事業を拡大し、
ブラックストーンや
アポロ・グローバル・マネジメントと競合する上で重要な分野だ。
文書によれば、ブラックロックのレバレッジドファイナンス事業は引き続きデービッド・デルボス氏とミッチ・ガーフィン氏の指揮下に置かれるが、グローバル債券部門からPFS部門に移管される。PFS部門はスコット・カプニック氏、スコット・フレンチ氏、マイケル・パターソン氏が統括している。ブラックロックによるHPS買収は7月に完了した。
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ブラックロックの担当者はコメントを控えた。
リーダー氏はまた、ブラックロックの債券部門に関する新たな投資計画も示した。コア債券ポートフォリオを拡充し、「より強力」なコアプラス関連ソリューションを開発する計画だという。リーダー氏は先週、米連邦準備制度理事会(FRB)議長の職を巡り、ベッセント財務長官と面談した。
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リーダー氏によれば、今回の変更の一環として、ラス・ブラウンバック氏がグローバル債券部門の副CIOに就任する。
「テクノロジーは業務において重要な役割を担う」とリーダー氏。「AIや機械学習、新しいデータを活用する能力」が、投資収益を改善する新たなツールの開発に寄与するだろうと述べた。
原題:
Rick Rieder Overhauls His BlackRock Bond Team as HPS Clout Grows(抜粋)
— 取材協力 Laura Noonan





