【米国市況】主要株価指数がそろって最高値更新-利下げでリスク選好
記事を要約すると以下のとおり。
18日の米国株相場は上昇。LPLファイナンシャルによれば、過去75年間においてS&P500種は9月に平均で0.7%下落。「この状況は株式にとって強気材料だ」と続けた。ナスダック100は1.1%高。 金利が低下基調にあり、FOMCが今後さらに数回の利下げを見込んでいることから、シャイン氏は大型テクノロジー株は低金利環境で相対的に好調なパフォーマンスを見せる傾向がある。 ミラー・タバクのマット・メイリー氏は、市場にとってテクノロジー株は重要な存在だとしつつ、9月残りの期間については、小型株が最高値を試す動きをテクノロジーセクター以上に注視していくと述べた。 S&P500種が最高値を更新し続けることで、バブル醸成への懸念がここ数週間に広がっている。ただ細かく見ると、テクノロジー大手は利益成長で高いバリュエーションをおおむね正当化している。「気がかりなのは、テクノロジー株の勢いが冷めた時に、市場全体が現在のバリュエーションを正当化するのが難しくなりそうな点だ」と述べた。 今回の失業保険申請件数は大幅減-継続受給者数も減少(2)  一方、この日の10年物インフレ連動債(TIPS)入札は需要が低調となり、物価安定を回復させるFOMCの論拠と相いれない。よって失業保険申請件数は今後より重要になると指摘。新規失業保険申請件数の大幅減に反応した。 円は対ドルで下落。今回も同様の展開となった場合、「円は対ドルで一時的に149円程度まで大幅に下げる可能性もあると述べた。」トランプ米大統領がウクライナでの戦争終結に向けロシアに圧力をかける手段として、制裁よりも低価格を望むと示唆したことなどを受け、荒い値動きとなった。 トランプ氏がこの日、「原油価格を下げれば戦争は終わると記者団に述べると、原油は一段安となった。」   A/Sグローバル・リスク・マネジメントの調査責任者、アルネ・ローマン・ラスムッセン氏は前日の米利下げを通過して、「市場の関心は需給ファンダメンタルズの弱さよりも、制裁や地政学要因に戻っている」と述べた。 CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「供給リスクや現物市場の逼迫と、予想される余剰との間で綱引きが続いており、原油価格はレンジ内にとどまっている。」ロンドンICEの北海ブレント11月限は0.75%下落の67.44ドル。 ブルームバーグのドル指数が上昇すると金にはマイナスとなる。貿易摩擦や地政学不安を背景に安全需要が高まったほか、各国・地域の中央銀行による購入や、上場投資信託(ETF)への資金流入も金の上昇を支えた。 金スポット価格はニューヨーク時間午後2時40分現在、17.16ドル(1.1%)下落の3678.30ドルで引けた。
    
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】主要株価指数がそろって最高値更新-利下げでリスク選好
    
							
											





