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「高市トレード」再来、新総裁で株高期待-円と超長期債は売り圧力も

記事を要約すると以下のとおり。

週明けの東京市場では、自民党総裁選で高市早苗前経済安全保障担当相が予想外に勝利したことを受け、景気刺激策への期待から株式相場の上昇が見込まれる半面、金融や財政の緩和的な政策姿勢を背景に円相場と超長期国債には下落圧力がかかるとの見方が広がっている。
 ペッパーストーン・グループのシニアリサーチストラテジスト、マイケル・ブラウン氏は「今回の結果は市場が織り込んでいたものとは大きく異なり、まさにサプライズだった」と言う。
もっとも、石破茂首相が先月退任の意向を表明した直後には、高市新総裁を期待する「高市トレード」が進行。
アベノミクスへの回帰を示す兆しがあれば、市場参加者や海外投資家はそれを歓迎するとみている。
 国債市場では、高市氏の勝利前から財政出動への警戒感が強まっていた。
    野村証券の岩下真理エグゼクティブ金利ストラテジストは、市場参加者の多くが小泉氏の勝利を前提にしていたため、「金融市場は波瀾万丈の世界に放り込まれてしまったと話す。」
 三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、組閣で財務相人事が焦点になると指摘。
目先150円方向    三井住友銀行の鈴木浩史チーフ為替ストラテジストは、政治の不安定性が残るため「円安が進みやすい」と述べ、円は対ドル150円まで円安が進む可能性を指摘した。
 高市氏は、野党が候補者を一本化する見込みは立っていないため、今月中旬に予定される国会での首相指名選挙を経て初の女性首相に就任する見通しだ。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 「高市トレード」再来、新総裁で株高期待-円と超長期債は売り圧力も

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