【米国市況】株が最高値､決算前のハイテク銘柄に買い－円8日ぶり上昇

28日の米株式相場は4日続伸。
マイクロソフトはオープンAIと新たな契約を結び、同社の持ち分27%を取得する。
この5社でS&P500種の時価総額の約4分の1を占める。
過去数カ月に発表されたディール件数を踏まえると、ウォール街がこの戦略を評価する限り、このシナリオは続く可能性が高いと述べた。
連邦準備制度理事会（FRB）がバランスシート縮小をいつ停止するのか明確な見通しを得たいとのムードも強い。
「2025年末までに5－10%程度の調整が入る可能性を警戒している」と述べた。
　同氏はまた、「マグニフィセント・セブンは利益予想を達成できる状態にあるとした上で、「これら企業の現在のバリュエーションや規模、市場全体への影響力を踏まえると、投資家が今週以降に最も注目するのは、その見通しや今後の収益性に関する見解となるだろうと述べた。」
為替直近値前営業日比変化率ブルームバーグ・ドル指数1210.03-1.1654$0.51%ユーロ／ドル$1.51-0.08%  米東部時間16時54分　　円は対ドルで上昇し、1ドル＝151円後半から152円前半での推移となった。
　また、29日の相場については、FOMCでの利下げ、日銀据え置きが広く予想されている中で、152円を挟んだ動きづらい相場になるのではないかと予想した。
「政府閉鎖のせいで米経済指標が発表されない中、アマゾンの人員削減計画に関する報道が普段より注目を集める可能性がある」と述べた。
利回りはここ数週間で、年初来の低水準に近づいている。
供給過剰が価格を押し下げるとの見方が強まりつつある中、再び売りを仕掛けやすい状況となっている。
　タンカーの積載原油量は過去最高を記録し、供給過剰が一段と拡大していることを示している。
「全面的なブラックリスト化というのは劇的に聞こえるが、その執行メカニズムは依然として不透明で、これまでのところロシア産原油の供給に混乱は見られない」と述べた。
金　　金スポット相場は3営業日続落。
20日には4381.52ドルと、過去最高値を更新していた。
売却額は同日のスポット価格ベースで17億9000万ドルに相当する。
　ただ、こうした下落は中央銀行が買い増しする好機となる可能性がある。
金利低下は利子を生まない金への追い風になるとされる。