【日本市況】日経平均初の5万1000円台、AIや対米投資期待-債券下落
記事を要約すると以下のとおり。
29日の日本市場では日経平均株価が大幅に反発し、初めて終値で5万1000円台に乗せた。AI関連は米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が一連の新たな提携を発表し、バブル懸念を否定したことも追い風となった。投稿に反応して円は対ドルで一時買われたが、株高を背景としたリスク選好などから152円27銭朝方に一時151円54銭まで下落株式 株式は日経平均が大きいAI関連株が買われた。ブルームバーグの試算によると、アドバンテストの日経平均への上昇寄与度は約1080円と、指数の上げ幅(1088円)に匹敵した。 T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフストラテジストは、きょうは米国投資が大きなテーマとなっており、投資プロジェクト関連、特にAI関連の電力供給に関わる企業が好調だと指摘。関連記事:対米投資の候補案件、ソフトバンクGや日立ら関心-総額60兆円規模(2) TOPIXは続落した。ベッセント米財務長官のX投稿を受けて売りが優勢だった。日銀が何もしないとさらに円安が進む可能性があり、円安を止める必要があると述べた。新発国債利回り(午後3時時点) 2年債5年債10年債20年債30年債40年債 0.5bp+1.5bp+1.650%2.575%3.045%不成立前日比+0.940%1.0bp変わらず-1.5bp+1.5bp- 為替 円相場は対ドルで一時152円台半ばまで下落。 外為どっとコム総合研究所の神田卓也調査部長は、ベッセント氏の呼び掛けで「円安是正の意図が感じられるため、円安の仕掛けはやりづらくなってくる」と話した。 一方、金利スワップ市場で30日に日銀が利上げを決める確率は10%程度にとどまる。 この記事は一部にブルームバーグ・オートメーションを利用しています。イベントは当日、こちらのライブストリームからもご覧いただけます。
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