【米国市況】S&P500種は小反発、終盤に買い-政府閉鎖解除への期待で
記事を要約すると以下のとおり。
7日の米株式市場ではS&P500種株価指数が小反発。上院民主党は失効が迫る医療保険補助金の延長要求を1年間に修正して譲歩したが、上院共和党はこれを拒否した。 経済統計を公表する連邦政府機関が閉鎖される中、雇用統計は7日に発表されなかった。政府機関の閉鎖が景気見通しを暗くしたほか、物価高で家計見通しも悪化した。 出所:ブルームバーグ BMOキャピタル・マーケッツのイアン・リンジェン氏は「たとえワシントンで政府機関の再開に向けた進展があり、合意に至ったとしても、経済データのゆがみは当面残るだろう」と述べた。 プリンシパル・アセット・マネジメントのシーマ・シャー氏は、経済全体はなお上向きの軌道にあるとの見方を示した。市場の楽観的な見方の多くは、当局が一定の下支えを維持するという前提に依拠していると語った。国債直近値前営業日比(bp)変化率米30年債利回り4.09%0.33%米10年債利回り4.09%0.06% 米東部時間16時43分 今週は労働市場の健全性を巡り強弱まちまちの民間指標が発表され、強気派と弱気派の攻防に決着がつかなかった。12月にFRBが緩和サイクルを継続する確率が70%に達するということだと語った。カナダの雇用統計が予想を上回ったため、カナダ・ドルは上昇した。 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のアナリストは、米国の人工知能(AI)銘柄およびハイテク株に一段の調整圧力がかかれば、インフレリスクが和らぎ、利下げ期待が高まることでドルが圧迫される可能性があるとの見方を示した。原油 原油先物は週間ベースでは下落。 トランプ米政権がロシア産原油への締め付けを強化しているのを受け、エネルギー取引大手ガンバー・グループはロシア石油大手ルクオイルから外国資産を取得する計画を撤回した。特にディーゼル燃料ではここ数日で価格が急伸しており、先物の限月間スプレッドも供給逼迫(ひっぱく)を示唆している。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は25セント(0.5%)高の1バレル=59.75ドルで終了。金 金相場は反発。 スポット価格はニューヨーク時間午後2時15分現在、前日比31.10(0.8%)高の1オンス=4008.31ドル。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】S&P500種は小反発、終盤に買い-政府閉鎖解除への期待で





