人工知能(AI)と高性能コンピューティングに特化したオーストラリアのデータセンター企業
IRENは転換社債発行を通じて20億ドル(約3110億円)の資金調達を目指している。
1日の発表文によると、転換社債は2032年償還の発行額10億ドルと2033年償還の同10億ドルと2本立てになる。事情に詳しい関係者によれば、32年償還債のクーポン(表面利率)は0-0.25%、33年償還債のクーポンは0.5-1%で提示されている。
IRENは「ネオクラウド」と呼ばれる新興インフラ事業者の一つで、AI向け演算能力への底なしの需要に応えようとしている。
マイクロソフトは昨年11月、97億ドルでIRENから演算能力を購入する5年間の契約を締結した。
2日の米株式市場引け後の時間外取引でIRENは一時6.4%安を付けた。
関係者によると、転換社債2本はいずれも25-30%の転換プレミアムが付与される。関係者は非公開情報を理由に匿名で語った。
別の発表文によれば、IRENは指名投資家向けの公募増資の実施と並行して、29年および30年償還の既存転換社債の一部買い戻しを進める方針だ。調達資金はキャップド・コール取引の原資などに充てる。
それによると、
シティグループと
ゴールドマン・サックス・グループ、
JPモルガン・チェースが同公募増資を担当する。関係者によれば、3行は転換社債の引き受けにも関わる。
JPモルガンとゴールドマンの広報担当者はコメントを控えた。IRENとシティの担当者はコメント要請にすぐには応じなかった。
原題:
AI Data Center Firm Iren Seeks $2 Billion in Convertible Bonds(抜粋)








