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FRBが今利下げする理由-米経済の多くの部分が既にリセッション状態

記事を要約すると以下のとおり。

米国が既にリセッション(景気後退)に陥っていると断言するのは挑発的な主張かもしれない。
これらは典型的に景気後退の先行指標とされる。
それは所得上位10%の富裕層の状況は良好だ。
これが続く限り、株式の強気相場は維持される見通しだ。
 下のチャートが示す不完全就業率の上昇が、FRBが利下げを検討せざるを得ない理由の一つだ。
22-23年の利上げが遅れて経済に効き始めた格好だ。
K字型の景気後退か  利上げ後の経済を考える一つの視点は、富裕層と非富裕層の二極化だ。
 一方で高所得世帯は、住宅価格の高止まり、AIブーム、安定した利子収入、株価上昇の恩恵を受け、事実上経済を下支えしている。
 ムーディーズ・アナリティクスのチーフエコノミスト、マーク・ザンディ氏は、米経済が上位1割の世帯の消費にますます依存していると指摘している。
コンファレンスボードの調査によると、今後12カ月に景気後退懸念が最も高まった時期とほぼ同水準となっている。
人工知能(AI)関連への高水準の投資がこうした見方を裏付けている。
 米労働市場の脆弱(ぜいじゃく)さが浮き彫りになっており、FRBはこれに対応する形で利下げに動きつつある。
 新規失業保険申請データは相場反転の初期警告シグナルとして注視すべきものだ。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース FRBが今利下げする理由-米経済の多くの部分が既にリセッション状態

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