【米国市況】株反落、ウォラー氏発言で国債は上昇-ドル155円台前半
記事を要約すると以下のとおり。
16日の米国株市場でS&P500種株価指数は4日ぶりに反落。ベッセント氏は、2017年の大型減税が延長されなければ、米経済は危機に直面すると警告した。モルガン・スタンレーとバンク・オブ・アメリカ(BofA)が好調な決算を発表したものの、主要株価指数の押し上げには至らなかった。 市場は企業決算に注目している。 一方、ブラックロックのヘレン・ジュエル氏は、「不安定な決算シーズンになるだろう。」ただ必ずしも業績の数字そのものというわけではないと指摘。国債 米国債は朝方に一時下げていたが、ウォラー理事が向こう数カ月における利下げの可能性を示唆し、年内の利下げが2回以上になるとの見方が強まった。ウォラー氏は米経済専門局CNBCで、良好なインフレデータが継続すれば、FOMCによる年内の利下げを織り込んでいる。これは、今年2回目の0.25ポイント利下げの可能性が約65%に高まったことを意味する。FOMCの利下げサイクルは終了した可能性があるとの見方に冷や水を浴びせるものだと述べた。為替直近値前営業日比変化率ブルームバーグ・ドル指数1312.691.630.12% 米東部時間16時42分 円は対ドルで続伸。 トランプ氏のアドバイザーらは、ロシアとウクライナの外交的合意を今後数カ月に促進すると同時に、イランとベネズエラを締め付ける広範囲に及ぶ制裁戦略を練っている。もう一つは、制裁をさらに強化し、圧力を一段と強めて交渉のカードを増やす選択肢だという。トランプ氏は戦略の調整が必要かもしれないと語った。 金相場は3日続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は33.10ドル(1.2%)高の2750.90ドルで引けた。
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