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【米国市況】S&P500種、週間で今年最長の上昇-ドルは149円台半ば

記事を要約すると以下のとおり。

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18日の米国株式市場は一連の企業決算を消化しつつ、景気が持ちこたえている兆候を好感。S&P500種株価指数は週間ベースで今年最長の長期連続高となった。

株式
終値
前営業日比
変化率

S&P500種株価指数
5864.67
23.20
0.40%

ダウ工業株30種平均
43275.91
36.86
0.09%

ナスダック総合指数
18489.55
115.94
0.63%

  1987年のブラックマンデーから37年を翌日に控え、S&P500種とダウ工業株30種平均はいずれも過去最高値を更新した。S&P500種は週間ベースで6週連続高。同指数の均等加重バージョンであるS&P500イコールウエート指数も過去最高値を更新。株価上昇の裾野が広がるとの期待が反映された。
  ネットフリックスは好決算を材料に11%高。
アップルは中国で最新型「iPhone」の売れ行きが好調なことから、株価は1.2%上昇した。
アメリカン・エキスプレスは収入見通しの下方修正が嫌気されて3.2%下げた。

ウォール街
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg  トランプ前米大統領が今年の大統領選で返り咲き、共和党が議会を支配する可能性が高まっているとして、投資家はトランプ氏が2016年に当選した際に上昇した勝ち組資産の保有を増やし始めている。バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト、マイケル・
ハートネット氏が指摘した。

  ソーファイの投資戦略責任者、リズ・ヤング・トーマス氏は「決算シーズンがスタートした。強弱シグナルが混在しているが、良好と言えよう」と話す。「まだ始まったばかりで、この先には選挙戦の終盤と次回連邦公開市場委員会(FOMC)が控えている。緊張を緩める暇はない」と述べた。

S&P500種株価指数の週間騰落
出所:ブルームバーグ  CIBCプライベート・ウェルスUSのデービッド・ドナベディアン氏は「株式の強気相場は持続可能性が向上している」と指摘。「ファンダメンタルズに目を向けただけで分かる。第3四半期の収益は堅調だった。経済データは引き続き成長を示唆している。今週出た小売売上高は予想を上回り、消費者がなおも支出を続けている様子を浮き彫りにした。それに市場では好調なパフォーマンスが広がりを見せている」と述べた。
  S&P500種は今年、次々と記録を更新しているが、投資家のセンチメントを示す指標からはムードの悪化がうかがわれる。背景には米金融政策を巡る不透明感や地政学的リスク、米国の選挙がある。今週に入り市場には楽観が戻ってきているが、そのタイミングは株式市場に弱気なシグナルを送っている。
  
ネッド・デービス・リサーチのデイリー・トレーディング・センチメント総合指数は15日、楽観を示す領域に戻った。これまでの記録によれば選挙の年にこの現象が起きると、投票日(今年は11月5日)までの株式市場は平均並みのパフォーマンスとなる。一方で10月中旬の時点でセンチメントが悲観の領域にあると、S&P500種は投票日までに中央値で2.5%の上昇となるという。

  ネッド・デービスのチーフ米国ストラテジスト、エド・クリソルド氏は「つまり最近復活した楽観的な見方は、接戦の選挙に向けて相場を圧迫する可能性があるということだ」と説明。しかし政治的不透明感が今後高まり、楽観が後退すれば、選挙後の相場上昇に道を開くことになるだろうと続けた。

上段:S&P500種株価指数、下段:NDRのデイリー・トレーディング・センチメント総合指数
出所:NDR  来週発表される決算では、23日の
テスラとボーイングが注目される。テスラの決算発表後の電話会見では、生産目標や規制問題への対応が問われる。同社が発表したロボタクシーは投資家の熱狂を引き起こすには至らず、最近の納車台数に対する不安も静まっていない。
  
ボーイングは製造遅延やストライキ、手元資金の取り崩しといった問題を抱え、投資家は不安を募らせている。

WATCH: Kathy Jones at Schwab Center for Financial Research on markets.
Source: Bloomberg米国債
  米国債相場は小幅高。原油安と欧州債の上昇を受けて朝方から堅調に推移した。

国債
直近値
前営業日比(bp)
変化率

米30年債利回り
4.39%
0.0
0.00%

米10年債利回り
4.08%
-1.0
-0.24%

米2年債利回り
3.94%
-2.8
-0.70%

 
 
米東部時間
16時57分

  短期債と中期債が比較的堅調になり、利回り曲線は傾斜をやや強めた。午後には先物のブロックトレード2件が入り、利回り曲線のスティープニングに拍車がかかった。
  FOMCの日程と連動するオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)は、11月と12月の会合での約43ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利下げを織り込んでいる。
外為
  外国為替市場ではブルームバーグ・ドル指数が5営業日ぶりに下落。米国債利回りの低下を背景に値固め相場となった。円は上昇。節目の対ドル150円から離れた。

為替
直近値
前営業日比
変化率

ブルームバーグ・ドル指数
1251.88
-2.96
-0.24%

ドル/円
¥149.51
-¥0.70
-0.47%

ユーロ/ドル
$1.0867
$0.0036
0.33%

 
 
米東部時間
16時57分

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は、週間ベースで3週連続高となった。

  スコシアバンクのチーフ外国為替ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏は「ドルは月初から非常に力強く上げてきたため、幅広い通貨に対する上昇局面で一定の値固めに入るのは適切に思われる」と述べた。
  マネックスの外国為替トレーダー、ヘレン・ギブン氏は「この日は米国から重要データがほとんど出てこないため、普段より低いボラティリティー(変動性)を予想している。しかし来週はボラティリティーと出来高が盛り返すだろう。リスクの多い週で10月を終えて11月を迎えるため、トレーダーが守りのポジションを強め始めるからだ」と述べた。
  アトランタ連銀のボスティック総裁は利下げにおける慎重姿勢を強調した。
  円はこの日、対ドルで149円37銭まで上昇。主要10通貨の中で特に上昇率が大きかった。
  
三村淳財務官は日本時間の18日、円相場が1ドル=150円台前半に下落したことを受け、足元の動きはやや一方的との認識を示した上で、投機的な動きを含めて高い緊張感を持って注視すると語った。
  ストーンXファイナンシャルのマイケル・ラガッツォ氏はドル・円の20週移動平均である150円65銭近辺が抵抗線になっていると指摘し「これを上回って引ければテクニカルな買いを呼び込む可能性がある」とリポートで述べた。
原油
  ニューヨーク原油相場は下落。米国が中東での紛争終結に向けた取り組みを再開したほか、中国の原油需要が後退したことが手掛かり。週間ベースではここ1年余りで最大の値下がりとなった。
  イスラエルがイスラム組織ハマスの指導者ヤヒヤ・シンワル氏を殺害したことを受け、バイデン米大統領はガザでの停戦を改めて呼び掛けた。ただネタニヤフ首相は、昨年10月7日の奇襲攻撃でハマスに捕らえられた人質全員が解放されるまでイスラエルは戦い続けると
主張。「われわれの目の前の使命はまだ完了していない」と述べた。

  最近の中国データに基づく算出によれば、9月の同国原油需要は前年比で減少した。

WTI先物週間騰落
出所:ブルームバーグ  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は、前日比1.45ドル(2.1%)安の1バレル=69.22ドルで終了。週間では8.4%下落と、2023年10月以来の大幅安。ロンドンICEの北海ブレント12月限はこの日、1.39ドル(1.9%)下げて73.06ドルで引けた。

  金スポット相場は上昇し、初めて1オンス=2700ドルを突破した。中東での紛争激化を巡る懸念や接戦となっている米大統領選を背景に逃避需要が高まった。
  金スポットは一時1%余り高い1オンス=2721.31ドルと、前日の取引で付けた過去最高値をさらに更新した。イスラエルがハマスの指導者ヤヒヤ・シンワル氏を殺害したと
発表したことを受け、市場は緊迫の度合いを増す地政学的情勢に注目している。

金スポット相場
出所:ブルームバーグ  また投資家は、11月5日の米選挙を控えてポートフォリオの調整にも動いている。
  オーバーシー・チャイニーズ銀行のFXストラテジスト、クリストファー・ウォン氏は、世論調査はその方式によって結果が大きく異なっているとし、「選挙の情勢が流動的なことや地政学的な不確実性を踏まえると、トランプ前大統領が勝利した場合のヘッジ手段である金のロングは、なお勢いを増す可能性がある」と述べた。
  金スポット価格はニューヨーク時間午後3時24分現在、前日比26.68ドル(1%)高の2719.39ドル。ニューヨーク商品取引所の金先物12月限は22.50ドル(0.8%)上昇し2730ドルちょうどで引けた。
原題:
S&P 500 Bulls Drive Longest Weekly Advance in 2024: Markets Wrap(抜粋)

Treasuries Log Small Gains Amid European Bond Rally, Oil Retreat(抜粋)
Dollar Trims Third Week of Gains; Yen Recovers: Inside G-10(抜粋)

Oil Falls as US Pushes for Truce in Gaza, China Demand Falls(抜粋)

Gold Tops $2,700 for First Time to Extend Record-Breaking Run(抜粋)
 

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[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】S&P500種、週間で今年最長の上昇-ドルは149円台半ば

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