9日の債券相場は下落が予想される。米国と英国の貿易協定合意などを受けてリスク選好が高まり、米長期金利が大幅に上昇した流れを引き継ぐ。来週に30年国債入札を控えた超長期債の需給不安もくすぶっている。
東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジストは、米英合意が他国との貿易交渉にも波及すると期待され、円債金利の上昇要因と指摘した。今月の30年債や40年債入札への不安が強い中、昨日のように「超長期債に押し目買いが入れば利回り上昇に歯止めがかかる」との見方を示した。
朝方に発表される毎月勤労統計は「3月の数字でもあり、相場の材料にはならない」とみる。
同氏の新発10年物国債利回りの予想レンジは1.35~1.39%(8日は1.32%で終了)、先物中心限月6月物は139円89銭~140円31銭(同140円62銭)。
先物夜間取引で6月物は8日の日中取引終値比50銭安の140円12銭で終えた。8日の米10年国債利回りは前日比11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)高い4.38%程度に上昇した。
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