米格下げで長期金利上昇を警戒、ドル下押しも-ストラテジストの見方
記事を要約すると以下のとおり。
米国の信用格付けをムーディーズ・レーティングスが最上位から
引き下げた。インベスコQQQトラスト・シリーズ1ETFは1.3%下げ、米国債先物はこの日の安値で取引を終了した。米株相場の歓迎すべき回復は、その後頭打ちとなりつつある。今後数週間で株式市場にどう影響するかまだ分からないが、最近の株高で警戒感が出てもおかしくないラウンドヒル・ファイナンシャルのデーブ・マッツア最高経営責任者(CEO)ムーディーズがついに格下げを正式決定したが、市場は米国の信用プロフィル悪化をしばらく前から察知していた可能性が高い。債券市場ではこの日の終盤に利回りが上げており、一層急激な金利上昇こそ私が最も警戒してきたリスクだフランクリン・テンプルトンの副CIO、マックス・ゴクマン氏:財源の裏付けに乏しい財政支出は、議会で調整中の減税案も含め加速するばかりであり、米国債から他の安全資産に徐々に乗り換え始めることで、債務返済コストがじりじりと上昇を続けるだろう。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米格下げで長期金利上昇を警戒、ドル下押しも-ストラテジストの見方