レアアース、中国依存の脱却は長く困難な道のり-業界ベテラン
記事を要約すると以下のとおり。
西側諸国がレアアース(希土類)の加工能力を十分に整備し、中国への依存から脱却するには何年もかかるだろうと、業界ベテランのマーク・スミス氏が述べた。 スミス氏は「これは明確な警鐘だ。」マーク・スミス氏(2010年に、外交的な対立を背景に日本へのレアアース輸出を一時停止した際、米国内唯一のレアアース鉱山であるモリコープの最高経営責任者(CEO)を務めていたスミス氏は価格急騰の中、鉱山から磁石までの一貫供給体制構築を目指した。 「モリコープはより多くの支援を必要としていたが、当時の政府からはそれが得られなかったとスミス氏はニオコープ・デベロップメンツのCEOを務めており、モリコープでの元同僚らと共に、ネブラスカ州で新たな鉱山開発を進めている。」生産開始は早くて2029年だという。 一方、米国では企業や政府が当初こそ国内供給体制の整備に動いたものの、その後の価格下落で方針転換を余儀なくされた。それが今この国の最優先課題なのだとスミス氏は話す。 「米国にも資源はある。」この問題に対処するには、必要な施設を国内で建設し始める必要があるが、それは「長く、困難なプロセスになるだろう」と同氏は述べた。
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