タイ首相、カンボジアとの衝突「戦争に発展する可能性ある」

タイとカンボジアの国境地帯で続く武力衝突を巡り、タイのプムタム暫定首相は25日、衝突が「戦争に発展する可能性がある」と警告した。
　一方、カンボジアのフン首相は、兵士1人を含む14人で、負傷者は30人以上に上る。
ＡＦＰ通信は、カンボジア側の地方当局者の話として、カンボジア側では、衝突の中心地であるウドーミエンチェイ州で、軍車両と非難する民間人を避難させたと発表した。
　タイの金融市場はまちまちの動きを見せた。
　タイのラッス外務副大臣は、タイが先に軍事行動を停止することはなく、カンボジアが敵対行為を止めた場合にのみ、停戦の提案を検討すると述べた。
　タイとカンボジアの国境付近の地域について、危険レベルを「レベル3（渡航中止勧告）」に引き上げた。