【日本市況】円下落、トランプ氏がFRB議長解任を否定-株式小幅高
記事を要約すると以下のとおり。
17日の日本市場では円相場が対ドルで下落している。20日投開票の参議選で与党が過半数を割り込むことによる財政悪化懸念も加わり、円が下げている。トランプ関税によるインフレ懸念から米当局は7月も利下げしない見通しだ。トランプ氏の利下げ要求が収まることは考えにくく、当面は強い米インフレ指標でもドルを買いにくくなるとみられるとした。20日投開票の参議院選挙で与党が過半数を確保できないとの観測も円売りにつながっている。 東海東京インテリジェンス・ラボの柴田秀樹金利・為替シニアストラテジストは、ドル・円はトランプ氏によるパウエル氏解任の否定発言もあって戻していると説明。円安進行を受けて輸出関連を中心に買いが優勢だ。 SMBC日興証券の笹尾飛鳥アナリストが投資評価と目標株価を上げた三井E&Sが急騰している。この日の流動性供給入札が順調に消化されたことを受けて買いが優勢になっている。同時に参院選後の不透明感もあるため楽観はできないとしている。この記事は一部にブルームバーグ・オートメーションを利用しています。
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