【日本市況】株式上昇、バフェット氏保有増で商社に買い-債券も堅調
記事を要約すると以下のとおり。
28日の日本市場では株式が上昇。東京証券取引所によるコーポレートガバナンス(企業統治)改革への期待は引き上げ-初の10%超え 人工知能(AI)向け半導体メーカー大手の米エヌビディアの決算を通過し、様子見姿勢を強めていた投資家が買いを入れやすくなった面もある。 富国生命保険の野崎誠一有価証券部長は「エヌビディアの決算を終え、買いを手控えていた投資家が動き出した」と指摘。米保険会社を買収すると発表したSOMPOホールディングス株は一時6.6%上げた。 野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジストは、エヌビディアの8-10月期(第3四半期)売上高の見通しは、中国向けデータセンター関連売上高が含まれていないにもかかわらず、アナリスト予想の平均を上回っており、ポジティブだと述べた。 三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは超長期債利回りの低下について、朝日新聞の調査で総裁選前倒しについて自民党議員の約8割が賛否を明らかにしなかったとの報道が影響していると指摘。最低落札価格、応札倍率、テールのどれを取っても弱めの結果だったと言う。9月の利下げ観測を背景に米国の長期金利が低下傾向にあることを受けドルを売り、円を買う動きがやや優勢になっている。市場では米利下げがかなり意識されており、「ドル売りに傾いていると言う。」
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【日本市況】株式上昇、バフェット氏保有増で商社に買い-債券も堅調