円安是正による株安は杞憂か、為替感応度が低下-企業の供給網進化
記事を要約すると以下のとおり。
為替の円高進行が日本株相場に与えるマイナスの影響は以前よりも縮小しており、米国が対日貿易赤字の削減に向け週内の開催が見込まれる日米高官の協議で円安是正を求めても、投資家が抱く株安への不安は杞憂(きゆう)に終わるかもしれない。下落率は東証株価指数(TOPIX)の6.8%に達する。 中澤氏の分析によると、TOPIXの押し上げ効果は14年の1.15%から今年3月には0.5%まで低下したという。 カーレ氏は過去4回の長期的な円高局面ではドル建てで見た日本株の価値が高まるため、ロングオンリーの海外投資家からの買いが入りやすい面もある。 もちろん、米国の平均関税率が過去100年以上なかった高水準に引き上げられる中、景気の先行きは波乱含みだ。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 円安是正による株安は杞憂か、為替感応度が低下-企業の供給網進化